お知らせ
【コラム】食べるときの姿勢をチェックしてみよう
2015/10/20
嚙むことの大切さは前回のコラムでお伝えさせていただきました。
http://www.irie-dc.net/2015/09/223
今回は食べる時の姿勢の大切さをお伝えしたいと思います。
赤ちゃんに離乳食を与えて腰が据わり始めたとき、お子様用の椅子の購入を検討される方も多いかと思います。
その時に気を付けていただきたいのが食べる時の姿勢。
お子様の成長に合わせて調節可能な椅子をご購入されるのであれば下図を参考に頂ければと思います。
大切なポイントは3点
お子様のお腹の前にテーブルの位置があること
深く腰掛けた時にひざの角度が90度になること
足の底がしっかり床または椅子の床板にぺったりとつくこと
正しい位置でしっかりと踏ん張った状態でご飯を食べると食べる能力もあがり、歯並びや思考能力の改善、胃の消化の良さにもつながります。
お子様が小学生にもなると子供用の椅子をわざわざ買い直すのも…とお考えの方もいらっしゃるかと思います。
そんな時は足置きを用意しても良いでしょう。
人は足がブラブラの状態ですと、どうしても猫背になってしまいます。そうすると食べ物の消化も悪くなり、顎の形も歪むことが多いです。
足置きは硬い素材なら何でも大丈夫です。ひざの角度が90度になるようにスツールや雑誌などを用いましょう。
大人になってからちゃんとした姿勢の方は見た目も良く、育ちの良さを感じさせます。
そして実際にも思考能力が高い方が多く見受けられます。
子供のころからちゃんとした姿勢を身につけられるよう、ご家族の方で気を付けてみましょう。
参考 日本口腔保険協会Web site
鈴木設矢 「歯並びのバイオセラピー 食育」